第7回 ハンガリー語の名詞・形容詞の複数形(2)
ハンガリー語の複数形の中には第4回でお話したような原則にそぐわない単語がたくさんあります。それをいくつかの種類に分類してご紹介しましょう。
1)férfiは一見すると前母音語ですが、実は後母音の単語で複数形はférfiakになります。
2)後母音語の名詞の中にも複数形の語尾が-akになるものがあります。
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ház(家) |
házak |
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fal(壁) |
falak |
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toll(ペン) |
tollak |
3) 後母音語の形容詞の中にも複数形の語尾が-okになるものがたくさんあります。
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nagy(大きい) |
nagyok |
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magyar(ハンガリーの) |
magyarok |
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fiatal(若い) |
fiatalok |
4) 単語の中の母音が短くなったり、脱落したりするものがあります。
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madár(鳥) |
madarak |
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levél(手紙) |
levelek |
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pohár(コップ) |
poharak |
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híd(橋) |
hidak |
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út(道) |
utak |
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szobor(銅像) |
szobrok |
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étterem (レストラン) |
éttermek |
5) 元の単語とかなり形が変わってしまうものもあります。
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szó(単語) |
szavak |
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ló(馬) |
lovak |
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kő(石) |
kövek |
さて英語にはないハンガリー語の面白い特徴をご紹介しましょう。ハンガリー語の名詞は数詞と結びつくと、結びついた名詞は単数形が使われ、その数の多少にかかわらず、全体で単数形として扱われます。(疑問詞”hány”も数詞に準じた形で扱われます。)ですから、「学生たち」は複数ですが、「3人の学生」は単数なのです。次の例を見てください。
Diákok
vannak az tanteremben. 教室には(何人かの)学生がいます。
Hány
diák van az tanteremben? 教室には何人の学生がいますか。
Három
diák van az tanteremben. 教室に3人の学生がいます。