第5回 ハンガリー語の動詞(1)van
vanは英語のBe動詞に相当するもので、日本語の「〜である」という意味や「〜がいる/ある」という意味を表します。
vanは主語の人称、単数・複数に応じて下記のように人称変化します。(下記は現在形です。)
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単数 |
複数 |
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一人称 |
vagyok |
vagyunk |
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二人称 |
vagy |
vagytok |
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三人称 |
van |
vannak |
上記のようにハンガリー語は主語によって活用の形が違います。ですから普通の文の中では主語をわざわざ言わない場合が多いのです。
さてvanは英語のBe動詞に相当するものだといいましたが、日本語の「〜である」という意味でつかう場合と、「〜がいる/ある」という意味でつかう場合とで若干使用法に違いがありますのでご注意ください。
@ 「(…は)〜である」という意味で(断定の述語として)つかう場合。
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例: |
「私は学生だ。」 |
(Én) Diák
vagyok. |
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「彼は学生だ。」 |
Ő diák. |
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上記のように主語が三人称の場合、述語であるvanは消えてしまいます。これは複数形でも同様です。 |
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「彼らは学生だ。」 |
Ők diákok. |
A 「(…は)いる/ある」という意味(存在の意味)でつかう場合。
例: 「私はここにいる。」 (Én)
Itt vagyok. *itt 「ここに/ここで」
「彼はここにいる。」 Ő
itt van
この場合は三人称の場合も動詞は消えずにつかわれます。
さて今回ご紹介した動詞vanは基本的な動詞ですが、規則変化動詞ではありません。したがって他の動詞の変化形にそのまま応用することは出来ないのですが、どの外国語でもよく使われる言葉ほど不規則変化をするものなので、不規則変化動詞ほど身につける必要があります。どうぞがんばってください。